こんにちは、自転車のキーマートです。
皆さんは、自転車の盗難に悩まされたことはありませんか?
自転車が盗まれてしまうと、本当に困ると思います。
自転車で通うべき道中を別の交通手段で移動しなければならなくなりますし、盗まれてしまったということを交番に届け出なければなりません。
その届け出をするために、防犯登録の書類がどこにしまってあったか探す必要もあります。
面倒なことばかり増えてしまう自転車の盗難ですが、地域によっては頻発しているところもあります。
盗難の多い地域では「カギをかけていても盗まれる」というケースもあるようです。
施錠状態のまま、トラックの荷台に載せて持っていかれる場合もありますし、
カギを壊す道具を使って破壊して盗まれてしまうようです。
そんな中、「カギをかけていなくても盗まれなかった」という実証実験を行った地域がありました。
今年の1~3月の間、愛知県内の駐輪場など4箇所で実施された実験です。
このようなタグ↓

出典・https://nordot.app/1041099581100770083?c=110564226228225532
を無施錠の自転車のハンドル部分に取り付けておいたそうです。
このタグを1200枚以上使用したところ、2022年10~12月と比べて盗難が約8割減ったそうです!
黄色で目立つタグには「盗難防止検証中」と書かれており、「盗難追跡対象」の文字も見えますね。
紙でできているので、一見すると剥がせば盗むことができそうな感じがします。
ただ、警察による追跡を連想させるレーダーのイラストや書かれた文字が、「盗んだら大変なことになりそう」と思わせる効果があるようです。
こういう心理現象を、「仕掛学」というそうです。
たとえばゴミ箱の上にバスケットゴールが仕掛けられていると、そこについ入れてやろうという気持ちになりますよね。

出典https://www.rikelab.jp/post/3119.html
この愛知県の実験に使われた自転車のタグも、わざわざ「めくる」とも書いてありますが、それと同時に周りのデザインが「めくったらまずい」とも連装させるものになっています。
人間の心理を突く、なかなか面白いデザインですよね。
カギをかけているのに自転車の盗難に悩まされる人は、こんなタグを作ってみてはいかがでしょうか?
実験では、「無施錠でも」盗まれてはいないようですしね。
ただ、盗難防止にはカギをかけることが大前提です。
使いやすく、頑丈で壊されにくいカギを用意しておくことをおすすめします。
おすすめの自転車用カギ↓
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