長期滞留在庫に注意!

自転車:知識

こんにちは、自転車整備士の椿直之です。

今回はセミナーの生徒さんから、店舗での作業における質問、相談をいただきました。

パーツの入荷、品出しの際、先入先出をしたほうが良いのかどうか?という質問です。

先入先出というのは、先に入荷したものから先に売れていくように陳列する、という意味です。

スーパー等で賞味期限の近いものほど手前に並んでいる、というのは皆さんもよくご存知かと思います。

では自転車のパーツはどうでしょうか。

もちろん、食べ物ではないので、賞味期限はありません。

ただ、よく回転するパーツの中でも、チューブ、ブレーキシューなどはゴム製品です。

ゴムは経年によって劣化するので、古くなれば変色したり硬化したりします。

チューブに至っては、パッケージの中に折りたたまれて入っているので、折れている部分がシワになり、そこが硬化してしまうと新品でも穴があきやすくなってしまいます。

新品チューブでも交換でタイヤに入れる前にエアを入れてふくらまし、膨らみ具合を見ることをオススメします。

長期在庫で古くなったチューブは均一にエアが入らず、太くなったり細くなったりバラバラでボコボコしてきます。

お店側も修理の際にそんなチューブを使うと、早々に再パンクでクレームになってしまいます。

客として買ったチューブがそうなっていた場合も、遅かれ早かれ本来の新品チューブに比べるとパンクしやすいので、タイヤに入れ込む前に購入店に相談し、別の商品に替えてもらうと良いでしょう。

先入先出が必要なのは、なにも部品だけではありません。

車体も同様です。

長期在庫になっている車体ほど、タイヤのエアが抜け、タイヤの下側が潰れた状態になりやすいです。

中で圧迫されたチューブは、前述のパッケージ内で折れているものと同じ状態です。

お客様が買ってからすぐパンクでクレーム、という状況になりかねません。

なるべく倉庫での長期滞留にならないよう、発注のコントロールで在庫整理をおこなうべきです。

どうしても現状の在庫マネジメントが上手くいかない場合は、全車タイヤのエアを最低月一回は入れられるように管理をします。

とにかくタイヤ、チューブのようなゴム製品は劣化が早いので、管理は要注意です。

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