皆さんこんにちは、自転車のキーマートです。
自転車のペダルが重いと感じることはありませんか?
もしかしたら、チェーンが張り過ぎていることが原因かもしれません。
チェーンが張り過ぎていると、ペダルを漕ぐのに余分な力が必要になり、疲労や走行性能の低下につながります。
そこで、この記事では、チェーンの張り具合の見極め方と調整方法を紹介します。
チェーンの張り具合は、自分で簡単にチェックできるので、定期的に確認してみましょう。
また、チェーンのメンテナンスに役立つ商品もご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
チェーンの張り具合の見極め方

チェーンの張り具合を見極めるには、以下の手順を行います。
自転車を平らな場所に立てます。
サイドスタンドやメンテナンススタンドを使っても構いません。
ギアをニュートラルに入れます。変速機がついている場合は、中間のギアに合わせます。
チェーンの上側の中央部を上下に動かしてみます。
チェーンの上下の移動量が1~2cm程度であれば適切な範囲と考えられます。
移動量が少なすぎるとチェーンが張り過ぎているということです。
移動量が多すぎるとチェーンが緩み過ぎているということです。
チェーンの張り具合を一カ所だけでなく、タイヤを回して何カ所かチェックします。
場所によって張り具合が異なる場合は、チェーンが劣化している可能性があります3。
チェーンの張り過ぎを解消する方法

チェーンが張り過ぎている場合は、以下の手順で調整します。
リアホイールのアクスルナットを緩めます。
15mmのレンチを使って、左右のナットを反時計回りに回して緩めます。
緩めすぎないように注意します。
チェーンアジャスターを緩めます。
チェーンアジャスターとは、リアホイールのアクスルの両端にあるナットのことです。
10mmのレンチを使って、左右のナットを反時計回りに回して緩めます。
緩めると、リアホイールが前に動いて、チェーンが緩くなります。
チェーンの張り具合を再度チェックします。
チェーンの上側の中央部を上下に動かして、移動量が1~2cm程度になっているか確認します。
また、リアホイールがまっすぐになっているかも確認します。
左右のチェーンアジャスターの位置が同じになるように調整します。
リアホイールのアクスルナットを締めます。
15mmのレンチを使って、左右のナットを時計回りに回して締めます。
締めすぎないように注意します。
チェーンのメンテナンス方法

チェーンの張り具合を調整したら、チェーンのメンテナンスも行いましょう。
チェーンのメンテナンスには、以下の手順を行います。
チェーンを清掃します。
チェーンクリーナーを使って、チェーンに付着した汚れや油を落とします。
チェーンクリーナーは、チェーンにスプレーして、柔らかい布で拭き取るだけで簡単に清掃できます。
チェーンを潤滑します。
チェーンルブを使って、チェーンに油を塗ります。
チェーンルブは、チェーンにスプレーして、しばらく放置するだけで簡単に潤滑できます。
チェーンルブには、ドライタイプとウェットタイプがあります。
ドライタイプは、乾燥した路面での使用に適しています。
ウェットタイプは、水や湿気に強く、雨や雪などの悪天候での使用に適しています。
おすすめの商品はこれ!
チェーンのメンテナンスに役立つ商品をいくつかご紹介します。
チェーンクリーナー チェーンクリーナーは、チェーンに付着した汚れや油を落とすためのスプレーです。
チェーンクリーナーを使うと、チェーンの動きがスムーズになり、摩耗や錆を防ぐ効果があります。
以下の商品は、チェーンクリーナーのおすすめです。
[フィニッシュライン シトラスバイオソルベント 355ml]
この商品は、天然のシトラスオイルを主成分としたチェーンクリーナーです。
シトラスオイルは、油やグリースを効果的に分解し、チェーンをきれいにします。
また、環境に優しく、バイオデグレーダブルなので、安心して使えます。

[パークツール チェーンギャング CG-2.4]
この商品は、チェーンクリーナー、チェーンブラシ、ギアクリーンブラシの3点セットです。
チェーンクリーナーは、チェーンを通して回すだけで、チェーンの表面と内部を同時に洗浄できる便利な器具です。
チェーンブラシとギアクリーンブラシは、チェーンやスプロケットの隅々まで磨くことができるブラシです。

チェーンルブ チェーンルブは、チェーンに油を塗るためのスプレーです。
チェーンルブを使うと、チェーンの動きがスムーズになり、摩耗や錆を防ぐ効果があります。
チェーンルブには、ドライタイプとウェットタイプがあります。
ドライタイプは、乾燥した路面での使用に適しています。
ウェットタイプは、水や湿気に強く、雨や雪などの悪天候での使用に適しています。
以下の商品は、チェーンルブのおすすめです。
フィニッシュラインチェーンルブ
チェーンルブは、チェーンに油を塗るためのスプレーです。
チェーンルブを使うと、チェーンの動きがスムーズになり、摩耗や錆を防ぐ効果があります。
チェーンルブには、ドライタイプとウェットタイプがあります。
ドライタイプは、乾燥した路面での使用に適しています。
ウェットタイプは、水や湿気に強く、雨や雪などの悪天候での使用に適しています。
以下の商品は、チェーンルブのおすすめです。
フィニッシュライン ドライルブ 120ml
この商品は、ドライタイプのチェーンルブです。
オイルが乾いてワックス状になるので、水や汚れを寄せ付けません。
乾燥した路面での使用に適しています。
ノズルが細く、狙った箇所に正確にオイルを注げます。

モチュール バイクウェットルブ 100ml
この商品は、ウェットタイプのチェーンルブです。
オイルが乾かないで粘性が高いので、水や湿気に強いです。
雨や雪などの悪天候での使用に適しています。
最大圧力は10bar(145psi)です。
ノズルが細く、狙った箇所に正確にオイルを注げます。

以上が、自転車のチェーンの張り具合の見極め方と調整方法のご紹介でした。
チェーンは、自転車の走行性能や安全性に大きく影響するパーツです。
定期的にチェックや調整を行うことで、チェーンの効きが良くなり、走行の快適さや安全性を高めることができます。
自分でできる範囲でチャレンジしてみて、分からない場合はプロに任せるのが無難です。
ぜひ参考にしてみてください。
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