こんにちは、自転車整備士の椿直之です。
今回は、お客様からよく聞かれる質問を取り上げてみます。
ハンドルに取り付ける電池式のライトって、安いものでも大丈夫なんですか?
という質問です。
何をもって「大丈夫」かは、人それぞれかと思いますが、最近のバッテリーライトは安いものでもLEDを使用しており、白い光である程度の明るさはあります。
100均で買えるようなものも、最近ではクオリティが上がってきていますので実用に耐えうるものだと思います。
もちろん値段が高くなればなるほど、光度は明るくなるし、防水機能、USB充電などの機能面での性能も高くなるでしょう。
ただし、「前照灯」として使う場合は、「ある程度の明るさ」では認められませんので、ある意味で「大丈夫」ではないかもしれません。
点滅ではなく点灯で、夜間前方10mの交通上の障害物を容易に確認できる光度を有していなければならない、という基準があります。
正確にいうとこの基準に満たないライトで走行すると「無灯火」扱いになってしまいます。
あくまで安いライトは自分の位置を対向車に知らせる、という意味合いが強いと思います。
街燈のない暗い田舎道や、サイクリングロード等を走る際は、前照灯が無いとかなり暗いので、基準を満たしたライトを用意しておく必要があります。
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