こんにちは、自転車整備士の椿直之です。
今回は、お客様からよく聞かれる質問を取り上げてみます。
幼児用自転車の補助輪が少し浮いているのはなんとかならないか、という質問をよく聞きます。
たしかに後車輪に対して左右の補助輪が少し浮いているせいで、左右にガタガタ揺れる形になっています。
これは取扱説明書にも記載されている内容ですが、補助車輪は地面から1~2cm浮いた状態というのが正常な状態です。
真ん中の後車輪と、補助輪2つの合計3つの車輪が全て接地していると、
「体重移動で曲がる」ということを覚えられず、ハンドルを大きく切って曲がることになります。
それならもちろんガタガタ音はなくなりますが、お子さんが正しい自転車の乗り方をいつまでたっても覚えられないということになります。
それに、いつでもしっかりエアが入っていれば良いですが、少しでも抜けてしまうと真ん中のタイヤが浮いてしまうことになります。
これではペダルをこいでも車輪が空転してしまい、思うように走れない、という状況になります。

このことからもわかるように、補助輪は少し浮いていることに意味があるのです。
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