こんにちは、さいたま市の自転車出張修理屋キーマートです。
今回は、よくお世話になっている〇〇団地の女性からの電話にて、
「団地内に放置されている自転車を引き取って欲しいんです。」
との依頼です。

当店は普段、一般のお客様から不要自転車の回収を無料で行なっています。
回収そのものや、防犯登録の抹消手続き、回収時の出張費なども全てひっくるめて、無料です。
ただ今回の依頼は、団地を代表して、放置自転車を引き取ってくれとのことでした。
本来であれば防犯登録がされている自転車を引き取る場合、防犯登録の書類を一緒に頂くか、それが無ければ譲渡証明書にサインをいただいてから回収しています。
何かしら書類がないと、抹消手続きが出来ないばかりか、うちがその自転車を盗んだと思われかねないので、書類はとても重要なものです。
ただ今回の場合は、団地にその自転車の持ち主がおらず、誰が持ち主なのかもわからない自転車です。
あらかじめ少し注意深くなる必要があることを伝えてから出動し、到着するとやはり防犯登録がされている自転車でした。
どうやらその自転車の件で事前に警察を呼んで対処してもらっていたらしく、そのことを話しに団地の理事長さんや、その場に居合わせた方々が集まってくれました。
警察の見解では、
「盗難届が出ている自転車に関しては警察が回収しますが、盗難届が出ていないものについては回収できません。仮に公道上に放置されている自転車であれば市が管轄しているのですが、団地内のものは団地内で処理する他ありません。」
ということだそうなので、うちにご相談いただいたとのことです。

そしてちょうど月末のタイミングだったので、どうしても今日すぐにその自転車を撤去したいのだそう。
事情がわかってから自転車を見ると、購入店のシールが貼ってあり、しっかり電話番号も書いてありました。
しかし団地の方々に聞いてみると、その自転車屋はもう潰れてしまったよう。
いずれにしても一時的にうちで預った上で、持ち主を探すことにしました。
ただ当店に持ち帰るときに動かしてみると、どうも事故車のよう。
ハンドルやフロントフォーク、前車輪が変形していました。
「カギがしっかりかけてあったところを見ると、事故った持ち主が動かせなくなって困り、そこに放置したのかな。」
とも思いました。
すぐに帰ってダメ元でシールに書いてあった自転車屋に電話してみると、なんと繋がり、女性が電話に出てくれました。
事情を説明すると、店は無くなったが防犯登録の書類は保管してあるので持ち主を調べてみる、とのこと。
数日後、その自転車屋さんが見つけてくれたのか、持ち主本人から当店に電話がありました。
事情を説明すると、数年前に盗まれたものらしいことが判明。
しかし修理して乗るにも、事故車のため修理代で新車が買えるほどであることを伝えると、ではそちらで処分をお願いします、とのことでした。
と、いうわけで結局この自転車は廃車として処分することになりました。
今回は、
放置自転車の出張回収~持ち主の捜索~処分まで、全部無料です。
正直ここまでさせられたらお金も欲しいとこですが、じゃあ誰が払ってくれるの?って話ですね。
強いて言えば、盗んだやつに払わせたいところです。
今回はたまたま自転車に購入店のシールが貼ってあり、さらにたまたま閉店しているお店も快く対応してくれたので結局持ち主に辿り着けましたが、そうではない不運な自転車はどうなってしまうんでしょうか。
というか、最初に団地が警察を呼んだ時点で、警察もよく考えればここまでのことはできたはずですよね。
世の中にはこのように困っている人や自転車がもっと存在しているのでは?と思うと心が痛みます。
今回はかなり特殊な案件でしたが、こんな状況でも、当店はできる限りみなさんのお力になりたいと思っています。
さいたま市の自転車出張修理は、キーマートをお願いいたします!
これを機に、本格的に放置自転車の回収業も始めるかな。


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