「最近、自転車の漕ぎが重い…」と感じたら?整備士が教える原因ランキングTOP7と対策法

自転車:知識

皆さんこんにちは、自転車のキーマートです。

自転車で「いつもよりペダルが重い」

「進みにくくて疲れる」

そんな違和感、感じたことはありませんか?

実は、自転車の漕ぎが重くなる原因はさまざま。

日頃お客様と接していても、「こぎが重い」「新車なのに進まない」といった相談があります。

当店のこのブログでも、自転車の漕ぎの重さに関する記事は一番人気の記事です。

この記事では、自転車安全整備士としての視点から、「漕ぎが重くなる原因ランキングTOP7」とその対策をわかりやすく解説します。


🚲自転車の漕ぎが重い原因ランキングTOP7

第7位:新車購入時、前の車体との比較で重く感じている場合

  • 新車はフレーム素材やタイヤサイズ、ギア比が異なるため、以前の車体と感覚が違うことが多い
  • 特に、ママチャリからスポーツタイプに乗り換えた場合などは、漕ぎ出しが重く感じることも
  • 対策:慣れるまで時間がかかるが、サドル高さやギア調整で快適性を改善可能

前の自転車が26インチで、新車が27インチだったりするときは特に注意!

タイヤサイズが大きくなると、ひと漕ぎで進む距離が長くなる替わりに、そのひと漕ぎが重くなります。

長距離を止まらず走れる通勤通学には27インチが向きますが、近所しか出かけず、ストップ&ゴーが多い道ばかりの場合は、26インチの方が漕ぎ出しが軽いのでおすすめ。


第6位:車輪に異常がある

  • ホイールの歪みやハブの不具合により、回転抵抗が増すことがある
  • ベアリングの摩耗やグリス切れも原因に。
  • 対策:整備店でホイールの振れ取りやハブ調整を依頼。異音がある場合は早めの点検を。

ベアリングが摩耗で劣化している場合は、走行中ハンドルを握っていて振動が伝わってくるほどガタガタしてきます。

早期発見できればベアリング部分のグリスアップで改善できますが、手遅れだと周辺の部品を丸ごと交換することになる場合も。

グリスアップが自分でできる人は、シマノのプレミアムグリスがおすすめ!



第5位:ペダルまわりの不調

  • ペダル軸のサビやベアリングの劣化で、回転がスムーズでなくなる
  • クランクとの接続部が緩んでいると、力が逃げてしまい効率が悪化
  • 対策:ペダルの交換やグリスアップ。異音やガタつきがある場合はすぐに整備を。

ネジが緩んでいるだけの場合もあるので、異常を発見したらすぐプロに見てもらうべき。

ネジの締めだけで済めば1000円程度の修理ですが、手遅れになると周囲の部品まるごと交換で10000円近くかかる修理になる場合も!

ペダルクランクの回転軸、ボトムブラケット(BB)が自分で交換できる人は、シマノのBBがおすすめ!



第4位:チェーンのたるみ

  • チェーンが伸びていると、ペダルの力がうまく伝わらず、漕ぎが重く感じる
  • 変速機付きの自転車では、変速不良や異音の原因にも
  • 対策:チェーンの張り調整や交換。注油も忘れずに。

チェーンの張りだけの調整であれば、1000円もかからないところが多いです。

ただし調整だけではチェーン自体は伸びたままなので、伸びきってしまうとチェーンは交換する必要があります。

シングルギアのチェーンはシマノがおすすめ!




第3位:ブレーキの不具合

  • ブレーキシューが常にタイヤに触れていると、摩擦で漕ぎが重くなる
  • ケーブルのサビや調整不良が原因。
  • 対策:前後ブレーキの隙間を確認し、必要なら整備店で調整。手でタイヤを回してみると抵抗の有無がわかる。

特にブレーキワイヤーから雨などが侵入して、錆びてワイヤーの動きが渋くなる現象が多いです。

こうなるとブレーキレバーを握った状態で動かなくなってしまうので、ずっとブレーキがかかりっぱなしの状態になってしまいます。

ブレーキワイヤーはこちらが使いやすくておすすめ!



第2位:タイヤに何かが接触している

  • 泥除けやフェンダー、スタンドの一部がタイヤに触れていると、常に摩擦が発生
  • 小石や枝が挟まっているケースも。
  • 対策:タイヤ周辺を目視でチェック。異音や擦れる感覚があればすぐに取り除く。

明らかに何かが擦れる異音が聞こえるのが特徴。

イヤホンしながら走っていて、チェーンに巻き込んでしまう人も多いですが、そもそも走行中にイヤホンは禁止ですからね!


第1位:タイヤの空気圧不足

  • 最も多い原因。空気が抜けると接地面積が増え、摩擦抵抗が大きくなる
  • 特にママチャリや通勤用自転車では、空気入れの習慣がない人が多い
  • 対策:月1回の空気入れが理想。硬式テニスボールくらいの硬さが目安。空気圧計付きポンプを使うと安心。

嘘かと思うほど単純な原因ですが、圧倒的に一番多い原因です。

普通のタイヤなら触れば空気が入っているかは分かりやすいですが、耐パンクタイヤなどの厚い頑丈なタイヤは注意!

手で触ってもタイヤの厚みのせいで減っている感覚がわかりにくいです。

なので触って確かめるのではなく、「月に一度」のように時間で管理して入れるのが理想です。

面倒な空気入れも、電動ポンプならあっという間!




🛠️整備士からのワンポイントアドバイス

「漕ぎが重い」と感じたら、まずは空気圧→ブレーキ→チェーン→ペダル→車輪→接触物→車体の違和感という順でチェックすると効率的です。

また、電動アシスト自転車の場合はバッテリー残量やモーターの作動状況も確認しましょう。

アシストが効いていないと、重い車体を自力でこぐことになり、通常の自転車以上に疲れます。


📝まとめ:漕ぎが重い原因は「整備不足」だけじゃない

ランク原因対策
1位空気圧不足月1回の空気入れ+硬さチェック
2位接触物タイヤ周辺の目視確認
3位ブレーキ不具合隙間調整+整備店で点検
4位チェーンのたるみ張り調整+注油
5位ペダル不調グリスアップ+交換
6位車輪異常ホイール調整+ハブ点検
7位新車との比較サドル・ギア調整で快適性向上

自転車は、ちょっとした違和感が“乗る楽しさ”を奪ってしまう乗り物。

だからこそ、気づいたときのメンテナンスが大切です。

整備士としては、「重い」と感じたらそれは自転車からのSOSだと考えています。

快適なライドは、日々の点検とちょっとした気づきから始まります。

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