皆さんこんにちは、自転車のキーマートです!
自転車は、環境に優しくて健康にも良い交通手段です。
しかし、自転車は道路交通法で軽車両とされており、自動車と同じ交通ルールに従わなければなりません。
特に、信号機のある交差点では、必ず信号に従って左右の安全を確認しなければなりません。
自転車で信号無視したらどうなるのでしょうか?
実は、信じられないほど厳しい罰則が待っています。
今回は、その罰則と正しい信号の見方と従い方をご紹介します。
自転車の信号無視の罰則

自転車の信号無視は、道路交通法第71条第1項により、3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金が科せられます。
これは、自動車や原動機付自転車の信号無視と同じ罰則です。
つまり、自転車は自動車と同じように重く取り締まられるということです。
また、信号無視をしたことが原因で事故を起こした場合には、さらに重い刑事罰や損害賠償責任が発生する可能性があります。
例えば、歩行者や自動車と衝突してケガや物損をさせた場合には、過失運転致傷罪や過失運転致死罪などの刑事罰が科せられることがあります。
これらの罪は、最高で懲役5年又は100万円以下の罰金が科せられます。
また、相手方に対して損害賠償を支払わなければなりません。
損害賠償額は、相手方のケガや物損の程度や状況によって異なりますが、数百万円から数千万円にもなることがあります。
自転車の正しい信号の見方と従い方

自転車の信号無視を防ぐためには、正しい信号の見方と従い方を知っておくことが大切です。
まず、信号機には車道用の青・黄・赤の三灯信号機と、歩道用の歩行者用信号機があります。
自転車では、どちらの信号に従うべきか迷うことがあります。
基本的には、自転車は原則として車道を走行しなければなりません。
そのため、原則として車道用の信号に従わなければなりません。
車道用の信号に従う場合は、以下のようになります。
青信号では、停止線などを越えて進行できます。
交差点を直進・左折・右折をすることができます。
黄信号または青色点滅信号の場合には、原則として停止線などの手前で、停止しなければいけません。
安全に停止することができないと判断される場合には、進行することが許されます。
赤信号は、黄信号と青色点滅信号同様に、停止線などの手前で停止しなければいけません。
赤信号の場合、黄信号や青色点滅信号のような例外はなく、必ず停止線の手前で停止しなければなりません。
しかし、必ずしも車道を走行しなければならないということではありません。
以下のような場合には、自転車の歩道走行が認められています。
- 運転者が13歳未満
- 運転者が高齢者
- 運転者が身体に障害がある
- 幼児を同乗させている
- 車道が狭い、駐車車両が多いなど、車道の安全が保たれていない場合
- 「自転車通行可」という標識が歩道にある場合
歩道を走行している場合は、歩道用の信号に従わなければなりません。
歩道用の信号に従う場合は、以下のようになります。
青色点灯または青色点滅では、歩行者と同じように横断歩道を渡ることができます。
ただし、歩行者優先の原則を守り、速度を落として注意しなければなりません。
赤色点灯または赤色点滅では、横断歩道を渡ってはいけません。
ただし、「自転車横断帯」がある場合や、「自転車専用」という表示板がある場合は、渡ることができます。

自転車横断帯とは、横断歩道の隣に自転車マークが描かれた帯です。
この帯を渡る際には、自転車から降りて押す必要はありません。
「自転車専用」という表示板とは、歩行者用信号機の横にある表示板です。

この表示板がある場合は、その横断歩道に自転車が通行できることを示しています。
つまり、歩道用の信号が赤色点灯または赤色点滅でも、自転車は青色点灯または青色点滅と同じように横断歩道を渡ることができます。
ただし、歩行者優先の原則を守り、速度を落として注意しなければなりません。
また、「自転車専用」という表示板があっても、右折する場合は車道用の信号に従わなければなりません。
右折する際は、一旦横断歩道を渡って対面の歩道に移り、次の横断歩道を渡って右折します。
このように、「自転車専用」という表示板がある場合でも、正しい信号の見方と従い方を知っておくことが大切です。
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夜間はライトを点けなければなりません。
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自転車は盗難に遭いやすいものです。
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このブログは、自転車の交通ルールを知りたいと思っている人たちに役立つ情報を提供することを目的としています。
このブログが、自転車の交通ルールを守って安全運転を心がけるきっかけになれば幸いです。
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