皆さんこんにちは、自転車のキーマートです。
今回は自転車で盗まれないようにする方法についてご紹介します。
自転車は通勤や通学、買い物などで便利に使える乗り物ですが、盗難被害に遭うリスクもあります。
自転車の盗難は年間約20万件発生しており、その多くが鍵をかけていなかったり、防犯登録をしていなかったりすることが原因だと言われています。
そこで、自転車を大切に使っている方に向けて、盗難防止に効果的な方法を3つご紹介します。
それぞれの方法のメリットや注意点、おすすめの商品も併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
1. 鍵をかける

自転車から離れるときは必ず鍵をかけることが大切です。
鍵をかけるだけで盗難被害の危険性が大幅に減ります。
鍵は常設のキーだけでなく、補助錠も併用することで防犯効果が高まります。
鍵の種類と選び方
自転車の鍵には大きく分けて以下の3種類があります。
差し込み錠:
自転車本体に取り付けられた錠前にキーを差し込んで施錠・解錠するタイプです。
一般的な自転車に標準装備されていますが、不正な開錠が容易な場合もあるため、補助錠と併用することがおすすめです。
U字ロック:
U字型の金属棒とそれを固定する台座からなるタイプです。
タイヤやフレームに取り付けて施錠・解錠します。
金属棒が太く頑丈なため、開錠に時間を要することから盗難防止効果が高いと言われています。
ジョイントワイヤー錠:
ワイヤーとスチールジョイントからなるタイプです。
自転車本体を柱やフェンスなどの固定物と繋げて施錠・解錠します。
ワイヤーは切断されやすいため、太さや素材にこだわることが重要です。
鍵を選ぶ際は以下のポイントに注意しましょう。
防犯性能の高いシリンダー式馬蹄錠(差し込み後に回転させて解錠するタイプ)を選ぶ
U字ロックは内寸が小さいものを選ぶ(自転車と固定物の隙間が少ないほど盗難防止効果が高い)
ジョイントワイヤー錠は太さが10mm以上、長さが1.5m以上のものを選ぶ
おすすめの鍵

ここでは、防犯性能の高いおすすめの鍵を紹介します。
[アビス ABUS グラニットXプラス 540 U字ロック]:
ドイツの老舗メーカーが作るU字ロックです。
13mmの特殊硬質鋼製のU字棒とシリンダー式の台座が特徴で、切断やピッキングに強いと評判です。
重量は約1.6kgとやや重いですが、安心感は抜群です。
[KRYPTONITE クリプトナイト ニューヨーク ファハゲッタード チェーン 1415]:
アメリカの有名メーカーが作るジョイントワイヤー錠です。
14mmの六角形断面のチェーンと15mmのディスクロックが特徴で、切断や破壊に非常に強いと評判です。
重量は約5kgとかなり重いですが、最高レベルの防犯性能を求める方におすすめです。
2. 防犯登録をする

自転車を購入したら必ず防犯登録をすることが義務付けられています。防犯登録とは、自転車に警察署から発行された登録番号を貼り付けることで、自転車と所有者を紐付ける制度です。防犯登録には以下のメリットがあります。
- 防犯登録済みの自転車は警察が盗難車両として探しやすくなり、見つかる可能性が高まる
- 防犯登録済みの自転車は窃盗犯にとって売りにくくなり、盗難されにくくなる
- 防犯登録済みの自転車は警察から無駄な疑いや職質を受けにくくなる
- 防犯登録済みの自転車は定期契約の駐輪場や各種保険に申し込みやすくなる
防犯登録の方法と料金
防犯登録は、自転車販売店や警察署で行うことができます。
必要なものは以下の通りです。
- 自転車本体
- 身分証明書
登録料
登録料は都道府県によって異なりますが、500円から1,000円程度で対応してくれる場合が多いです。
たとえば東京都では660円(非課税)です。
防犯登録の有効期限と変更手続き
防犯登録には有効期限があります。
一般的には10年間有効ですが、都道府県によって異なります。
有効期限が切れた場合は、更新手続きをする必要があります。
更新手続きは、防犯登録をした場所で行うことができます。
必要なものは以下の通りです。
- 自転車本体
- 身分証明書
更新料
更新とはいっても、切れてしまった登録を再度、新規登録をすることになる手続きですので、新規登録料と同様です。
また、自転車の所有者や住所などが変わった場合も、変更手続きをする必要があります。
変更手続きは、防犯登録をした場所で行うことができます。
必要なものは以下の通りです。
- 自転車本体
- 身分証明書
変更料
変更料は都道府県によって異なりますが、無料から300円程度で対応してくれる場合が多いです。
3. 置き場所を選ぶ

自転車を置く場所も盗難防止に重要です。
自宅や目的地で自転車を置くときは以下のポイントに注意しましょう。
自宅では屋内や駐輪場など監視されている場所に置く
目的地では人通りの多い場所や防犯カメラのある場所に置く
自転車を固定物に鍵で繋げる(フレームとタイヤの両方を繋げるのがベスト)
自転車に目立つ色やデザインのステッカーやアクセサリーを付ける(窃盗犯にとって売りにくくなる)
おすすめの置き場所
ここでは、盗難防止に効果的なおすすめの置き場所を紹介します。
[サイクルポート]:
自宅に自転車用の屋根付きの駐輪スペースを設置することができる商品です。
雨や日差し、埃などから自転車を守ることができますし、鍵付きの扉や防犯カメラなどを付けることもできます。
自転車を屋内に入れられない場合や、屋外に置く場合でも安心したい方におすすめです。
[コインパーキング]:
目的地で自転車を有料で預かってくれる施設です。
自転車は管理人やロックシステムによって監視されていますし、防犯カメラも設置されています。
料金は時間や地域によって異なりますが、100円から300円程度で利用できる場合が多いです。
自転車を安全に預けたい方におすすめです。
まとめ
自転車で盗まれないようにする方法についてご紹介しました。
鍵をかけること、防犯登録をすること、置き場所を選ぶことの3つがポイントです。
それぞれの方法のメリットや注意点、おすすめの商品もご紹介しましたので、ぜひ参考にしてください。
自転車は大切な財産ですし、愛着もあります。
盗難被害に遭わないように、しっかりと対策をしてくださいね。
コメント