自転車のブレーキやチェーンのメンテナンスを怠っていませんか?メンテを怠るデメリットとその対策方法をご紹介します!

自転車:知識

皆さんこんにちは、自転車のキーマートです。

ブレーキやチェーンのメンテナンスを怠ると、自転車の性能や快適さに大きく影響することが分かりました。

では、どのくらいの頻度でメンテナンスを行うべきなのでしょうか?

このブログでは、ブレーキやチェーンのメンテナンスの目安とその方法をご紹介します。

ブレーキやチェーンのメンテナンスの目安

自転車のブレーキやチェーンのメンテナンスの目安は、以下のようなものがあります。

ブレーキの調整や交換:

走行距離によって異なりますが、一般的には1000km~2000kmごとに調整し、3000km~5000kmごとに交換することが推奨されています 。

もちろん、ブレーキの効き具合や摩耗状態によっても変わります。

ブレーキが効きにくくなったり、シューがすり減ったりしたら、早めに対処しましょう。

チェーンの清掃や注油:

走行距離や走行環境によって異なりますが、一般的には300km~500kmごとに清掃し、100km~200kmごとに注油することが推奨されています 。

もちろん、チェーンの汚れ具合や音によっても変わります。

チェーンが真っ黒に汚れたり、ジャリジャリと音を立てたりしたら、早めに対処しましょう。

ブレーキやチェーンのメンテナンス方法

自転車のブレーキやチェーンのメンテナンス方法は、以下のようなものがあります。

ブレーキの調整方法:

ブレーキの調整方法は、ブレーキの種類によって異なります。

一般的なブレーキの種類は、キャリパーブレーキ、Vブレーキ、ディスクブレーキなどがあります。

それぞれのブレーキの調整方法は、以下のようになります。

キャリパーブレーキ:

キャリパーブレーキは、タイヤの両側からシューを押し付けるタイプのブレーキです。

キャリパーブレーキを調整するには、以下の手順を行います。

ワイヤーを緩める:

ワイヤーを固定しているボルトを緩めて、ワイヤーを引き出します。

シューを調整する:

シューを固定しているボルトを緩めて、シューをタイヤに対して平行になるように調整します。

また、シューとタイヤとの隙間を1mm~2mm程度になるように調整します。

ワイヤーを固定する:

ワイヤーを引っ張って適度なテンションにしてから、ボルトで固定します。

レバーを確認する:

レバーを握ってみて、適切なストロークと制動力があるか確認します。

必要に応じて微調整します。

Vブレーキ:

Vブレーキは、タイヤの両側からV字型にシューを押し付けるタイプのブレーキです。

Vブレーキを調整するには、以下の手順を行います。

ワイヤーを緩める:

ワイヤーを固定しているボルトを緩めて、ワイヤーを引き出します。

シューを調整する:

シューを固定しているボルトを緩めて、シューをタイヤに対して平行になるように調整します。

また、シューとタイヤとの隙間を1mm~2mm程度になるように調整します。

ワイヤーを固定する:

ワイヤーを引っ張って適度なテンションにしてから、ボルトで固定します。

レバーを確認する:

レバーを握ってみて、適切なストロークと制動力があるか確認します。必要に応じて微調整します。

ディスクブレーキ:

ディスクブレーキは、タイヤの中心部にあるディスクにシューを押し付けるタイプのブレーキです。

ディスクブレーキは、油圧式とワイヤー式があります。それぞれのディスクブレーキの調整方法は、以下のようになります。

油圧式ディスクブレーキ:

油圧式ディスクブレーキは、レバーを握ると油圧でシューが動くタイプのブレーキです。

油圧式ディスクブレーキを調整するには、以下の手順を行います。

シューの隙間を調整する:

シューとディスクとの隙間は自動的に調整されますが、摩耗や油漏れなどで不具合が生じた場合は手動で調整することができます。

シューの隙間を調整するには、以下の方法があります。

シューの位置を変える:

シューを固定しているボルトを緩めて、シューの位置を変えます。シューとディスクとの隙間が均等になるように調整します。

シューの厚みを変える:

シューの厚みが減った場合は、新しいシューに交換します。

また、シューの厚みが増えた場合は、ピストン(シューを動かす部分)を押し戻します。

ピストンを押し戻すには、以下の方法があります。

レバーで押し戻す:

レバーを握ってピストンが出てきたら、レバーから手を離してピストンが戻るのを待ちます。

これを繰り返してピストンが戻りきるまで行います。

ツールで押し戻す:

専用のツールや平らなものでピストンを押し戻します。力加減に注意して行います。

レバーのストロークや感度を調整する:

レバーのストロークや感度は、レバーフリーストロークアジャスターやリーチアジャスターという部分で調整することができます。

これらは、レバーの近くにある小さなネジやダイヤルです。

レバーフリーストロークアジャスターは、レバーを握ったときにシューが動き始めるまでの距離を調整します。

レバーフリーストロークアジャスターを回すと、レバーのストロークが長くなったり短くなったりします。

レバーフリーストロークアジャスターを時計回りに回すと、ストロークが長くなります。

反時計回りに回すと、ストロークが短くなります。

リーチアジャスターは、レバーとハンドルの距離を調整します。

リーチアジャスターを回すと、レバーが近づいたり遠ざかったりします。

リーチアジャスターを時計回りに回すと、レバーが近づきます。

反時計回りに回すと、レバーが遠ざかります。

ワイヤー式ディスクブレーキ:

ワイヤー式ディスクブレーキは、レバーを握るとワイヤーでシューが動くタイプのブレーキです。

ワイヤー式ディスクブレーキを調整するには、以下の手順を行います。

ワイヤーを緩める:

ワイヤーを固定しているボルトを緩めて、ワイヤーを引き出します。

シューの隙間を調整する:

シューとディスクとの隙間は自動的に調整されますが、摩耗や油漏れなどで不具合が生じた場合は手動で調整することができます。

シューの隙間を調整するには、以下の方法があります。

シューの位置を変える:

シューを固定しているボルトを緩めて、シューの位置を変えます。

シューとディスクとの隙間が均等になるように調整します。

シューの厚みを変える:

シューの厚みが減った場合は、新しいシューに交換します。

ワイヤーを固定する:

ワイヤーを引っ張って適度なテンションにしてから、ボルトで固定します。

レバーのストロークや感度を調整する:

レバーフリーストロークアジャスターやリーチアジャスターで調整します。

詳細は油圧式ディスクブレーキと同じです。

チェーンの清掃方法:

チェーンの清掃方法は、以下のようになります。

チェーンを外す:

チェーンカッターやチェンピンプライヤなどの専用の工具でチェンピン(チェーンのつなぎ目)を外して、チェーンを外します。

チェーンを洗う:

パーツクリーナーや水や中性洗剤などでチェーンを洗います。

ブラシや歯ブラシなどで汚れをこすり落とします。

チェーンの内側や隙間にもしっかり洗います。

チェーンを乾かす:

チェーンを拭いたり吹いたりして、水分を完全に乾かします。

水分が残っていると錆びやすくなります。

チェーンを付ける:

チェーンカッターやチェンピンプライヤなどの専用の工具でチェンピンを付けて、チェーンを付けます。

チェーンの長さやテンションに注意して行います。

チェーンの注油方法:

チェーンの注油方法は、以下のようになります。

チェーンオイルを選ぶ:

チェーンオイルには、乾燥性と潤滑性の2種類があります。

乾燥性のオイルは、ベタつかずに汚れを引き寄せませんが、すぐに落ちてしまいます。

潤滑性のオイルは、長持ちして滑らかにしますが、ベタついて汚れを引き寄せます。

走行環境や好みに合わせて選びます。

チェーンオイルを塗る:

チェーンオイルをチェーンの各部分に塗ります。

ペダルを回しながら、オイルを均等に塗ります。

オイルが多すぎるとベタついて汚れやすくなります。

オイルが少なすぎると乾燥して音や摩耗が発生します。

チェーンオイルを拭く:

チェーンオイルを塗った後は、余分なオイルを拭き取ります。

布やペーパータオルなどで、チェーンの表面や内側や隙間からオイルを拭き取ります。

以上が、自転車のブレーキやチェーンのメンテナンスの目安とその方法です。

メンテナンスは定期的に行うことで、自転車の性能や快適さを保つことができます。

ぜひ、参考にしてください。

最後に、このテーマに関連するおすすめの商品をご紹介します。

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チェーンオイル:

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乾燥性でベタつかず、汚れを引き寄せません。

ブレーキシュー:

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それでは、このブログがお役に立てれば幸いです。

自転車のブレーキは重要なパーツの一つです。

メンテナンスを怠らないようにしましょう。

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