皆さんこんにちは、自転車のキーマートです。
自転車に乗っていると、突然スポークが折れてしまうことがあります。
スポークはホイールの形を保つために重要な役割を果たしているので、折れると走行性能や安全性に影響が出ます。
また、スポークが折れることで起こる事故は、思わぬ重傷につながる可能性もあります。
そこで今回は、自転車でスポークが折れたときに対処する方法や、スポーク折れ事故の発生率と重傷度、予防策についてご紹介します。
自転車でスポークが折れたときに対処する方法

自転車でスポークが折れたときには、まずは以下のような応急処置を行いましょう。
折れたスポークを他のスポークに巻き付けるか、切り落とす。
これをしないと、折れたスポークがタイヤやフレームに当たってさらなるダメージを与えたり、ケガの原因になったりします。
スタンドを使って自転車を安定させる。
ホイールが歪んでいる可能性があるので、地面に倒しておくと悪化するかもしれません。
乗って移動するのは極力避ける。
スポークが折れている状態では、ホイールのバランスが崩れており、走行中にホイールが外れたり、ブレーキが効かなくなったりする危険性があります。
可能ならば、自転車を手で押して移動しましょう。
近くの自転車屋さんに修理を依頼する。スポークは専用の工具や技術が必要な部品なので、自分で交換するのは難しいです。
また、他のスポークにも負担がかかっている可能性があるので、早めにプロに任せましょう。
スポーク折れ事故の発生率と重傷度
自転車でスポークが折れることはそんなに珍しいことではありません。
実際に、国土交通省が公表している「平成30年度自動車・自転車等事故統計」によると、自転車の部品破損や不具合によって起こった事故は2018年度だけでも1,226件ありました。
そのうち、ホイールやタイヤ関係の事故は約4割を占めており 、その中でもスポーク折れは最も多く発生しています。
また、スポーク折れ事故は、重傷になる可能性が高いことも注意が必要です。
スポーク折れ事故によって、死亡した人は2018年度では1人、重傷者は18人、軽傷者は134人でした。
つまり、スポーク折れ事故に遭った人の約15%が重傷になっているのです。
これは、自転車の部品破損や不具合による事故全体の重傷率(約9%)よりも高い数字です。
スポーク折れを予防する方法

スポーク折れは、自転車に乗る上で避けたいトラブルのひとつです。
では、どうすればスポーク折れを予防することができるのでしょうか?
以下に、スポーク折れを予防するための方法をいくつかご紹介します。
定期的にメンテナンスをする。
スポークは金属疲労や経年劣化によって弱くなっていきます。
そのため、定期的に自転車屋さんでスポークの締め直しや調整をしてもらうことが大切です。
また、自分でもスポークの状態をチェックして、曲がったり錆びたりしていないか確認しましょう。
荷重や衝撃を避ける。
スポークは自転車の重さや乗る人の体重を支えています。
そのため、荷物を多く積んだり、子供を乗せたりすると、スポークに大きな負担がかかります。
また、凸凹した道や段差を乗り越えるときにも、強い衝撃がスポークに加わります。
これらの荷重や衝撃をなるべく避けるようにしましょう。
カギや傘などをハンドルに下げない。
カギや傘などの長いものをハンドルに下げて走行すると、後輪のスポークに当たってしまう可能性があります。
これは、スポークにダメージを与えるだけでなく、カギや傘が絡まって事故につながる危険性もあります。
カギや傘などはバッグやカゴに入れておきましょう。
適切なタイヤ空気圧を保つ。
タイヤ空気圧が低いと、タイヤが地面との接触面積が広くなり、摩擦抵抗が増えます。
これは、走行効率が悪くなるだけでなく、スポークにも余計な負荷がかかります。
タイヤ空気圧は定期的にチェックして、適切な値に保ちましょう。
おすすめの商品
スポーク折れを予防するためには、自分でメンテナンスできると便利です。
そこでおすすめしたい商品がこちらです。
ホイールメンテナンスキット は、自転車のホイールメンテナンスに必要な工具や部品を一式揃えた商品です。
このキットを使えば、スポークの締め直しや交換、ホイールのセンタリングなどが自分でできます。

[ミシュラン プロテクトプラス タイヤ] は、スポーク折れの原因のひとつであるパンクに強いタイヤです。
特殊なゴムと繊維で作られたパンク防止層が、タイヤ内部に侵入する釘やガラスなどの刺し物からタイヤを守ります。
また、耐摩耗性やグリップ性も優れており、快適な走行をサポートします。
サイズは700×25Cで、色はブラックです。

以上が、自転車でスポークが折れたときに対処する方法や、スポーク折れ事故の発生率と重傷度、予防策についてのブログ記事でした。
スポーク折れは、自転車に乗る人にとって大きなトラブルです。
しかし、適切なメンテナンスや注意をすれば、予防することができます。
ぜひ参考にしてください。また、おすすめの商品もチェックしてみてくださいね。
それでは、安全に楽しく自転車に乗りましょう!
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