皆さんこんにちは、自転車のキーマートです。
自転車に乗るときには、ベルを鳴らすことがありますが、いつ鳴らして良いのでしょうか?
実は、ベルを鳴らすタイミングは、道路交通法で定められています。
適切にベルを使うことで、自分や他人の安全を守ることができます。
今回は、自転車のベルの正しい使い方と注意点について、ご紹介します。
また、この内容に関連するおすすめの商品も紹介しています。
自転車のベルは必要な装備
自転車には、ライトや反射器など、安全のために必要な装備がいくつかあります。
その中に、ベルも含まれています。
道路交通法では、自転車にベルを装着することが義務付けられています。
ベルは、自分の存在や意思を周囲に知らせるための警音器として機能します。
しかし、ベルを鳴らすことは、必要な時以外は禁止されています。
では、ベルを鳴らしても良いのは、どんな時なのでしょうか?
ベルを鳴らしても良いタイミング
ベルを鳴らしても良いタイミングは、主に以下の2つです。
- 見通しが悪い交差点や曲がり角、見通しが悪い登り坂の頂上などで、道路標識等により指示されている場合
- 危険を防止するためやむを得ない場合
見通しが悪い場所でのベルの使用
自転車は、左側通行が原則ですが、見通しが悪い場所では、対向車や歩行者と衝突する危険があります。
そのため、道路標識等で「警音器を鳴らせ」と指示されている場所では、ベルを鳴らして、自分の位置を知らせる必要があります。
この場合は、ベルを鳴らさなければならない義務があります。
危険を防止するためのベルの使用
一方、道路標識等で指示されていない場所では、基本的にベルを鳴らしてはいけません。
ただし、危険を防止するためやむを得ないときは、この限りではありません。
例えば、以下のような場合は、ベルを鳴らしても良いと考えられます。
- ブレーキが故障して止まれないとき
- 前方の歩行者や自転車が自分に気づいていないとき
- 車道を走っているときに、追い越しや右折をするとき
これらの場合は、ベルを鳴らすことで、自分の存在や意思を周囲に伝えることができます。
しかし、ベルを鳴らすだけでは不十分であり、速度を落としたり、手信号を出したり、声をかけたりするなど、他の方法でも危険回避に努める必要があります。
ベルを鳴らしてはいけないタイミング
ベルを鳴らしてはいけないタイミングは、上記のタイミング以外のほとんどの場合です。
特に、以下のような場合は、ベルを鳴らすことは違法です。
- 歩道で歩行者をどかすためにベルを鳴らすとき
- 道路交通法で定められた速度制限を超えて走行するとき
- 道路交通法で禁止されている逆走や二人乗りをするとき
歩道でのベルの使用
歩道は、本来歩行者のための場所です。
自転車が歩道を走るときは、歩行者に配慮して、いつでも止まれるくらいの速度で徐行しなければなりません。
歩道で歩行者を追い越すときは、ベルを鳴らすのではなく、声をかけて、歩行者の反応を確認してから、ゆっくりと追い越すようにしましょう。
歩行者をどかすためにベルを鳴らすと、警音器使用制限違反となり、2万円以下の罰金または科料が科せられます。
速度制限を超えるときのベルの使用
自転車にも、道路交通法で定められた速度制限があります。
一般道では、時速20キロメートル以下、歩道では時速6キロメートル以下が速度制限です。
速度制限を超えて走行すると、速度超過違反となり、5万円以下の罰金が科せられます。
速度制限を超えて走行するときに、ベルを鳴らしても、違反を正当化することはできません。
むしろ、ベルを鳴らすことで、自分が速度違反をしていることを周囲に知らせることになります。
速度制限を守って、安全運転を心がけましょう。
逆走や二人乗りをするときのベルの使用
自転車は、道路交通法で車両と同じ扱いになります。
そのため、逆走や二人乗りなど、車両として禁止されている行為をすることは違法です。
逆走や二人乗りをすると、車両通行の禁止等違反となり、5万円以下の罰金が科せられます。
逆走や二人乗りをするときに、ベルを鳴らしても、違反を正当化することはできません。
むしろ、ベルを鳴らすことで、自分が違反をしていることを周囲に知らせることになります。
自転車のベルの買い替えにおすすめの商品
自転車のベルは、必要な装備であり、正しく使うことで安全に走行することができます。
しかし、ベルにも寿命があります。
錆びたり、音が小さくなったり、壊れたりすることがあります。
また、ベルのデザインや音色に飽きたり、自分の自転車に合わないと感じたりすることもあるでしょう。
そんなときは、ベルの買い替えを検討してみましょう。
自転車のベルには、さまざまな種類や機能があります。
自分の好みやニーズに合わせて、最適なベルを見つけることができます。
以下に、自転車のベルの買い替えにおすすめの商品をいくつか紹介します。
ヒビキベル:
真鍮製の高級感あふれるベルです。
昔ながらのベルの形をしていますが、音色は響き渡るように美しく、周囲に自分の存在をしっかりと知らせることができます。
ハンドル径22.2mmおよび25.4mmの自転車に取り付けできます。
カラーはゴールドやシルバーなど、上品でおしゃれなものがあります。
TB-NC1 ミニコンパス:
コンパス一体型のベルです。ベルの上にコンパスが付いており、方向を確認することができます。
自転車で冒険したり、迷子になりやすい方におすすめです。
ベル部分の素材はアルミで、ハンドル径22mmおよび25.4mmの自転車に取り付けできます。
カラーはレッドやブルーなど、鮮やかで楽しいものがあります。
Oi:
ベルに見えない洗練されたデザインが魅力のベルです。
半円形ではなくハンドルに巻きつけるようなスタイルがおしゃれです。
音色もクリアで心地よく、周囲に不快感を与えません。
ラージサイズは23.8mm(with shim)、25.4mm、26mm、31.8mm、スモールサイズは22.2mmのハンドル径に対応しています。
カラーはブラックやシルバーなど、シックでクールなものがあります。
これらの商品は、自転車のベルの買い替えにおすすめの商品です。
自分の好みやニーズに合わせて、最適なベルを見つけることができます。
自転車に乗る際には、安全に楽しく乗るために、ぜひ活用してください。
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