サドルの魔法!自転車の漕ぎが楽になる選び方と調整法

自転車:知識

皆さんこんにちは、自転車のキーマートです。

自転車に乗ることは、健康や環境にも良いエコな移動手段です。

しかし、自転車の漕ぎが辛くて楽しめないという方も多いのではないでしょうか?

漕ぎが辛い原因の一つとして、サドルの選び方や調整法が挙げられます。

サドルは、自転車に乗るときに最も体に接する部分で、お尻や股の痛み、膝の痛み、姿勢の悪化などの問題を引き起こす可能性があります。

逆に言えば、サドルを正しく選んで調整すれば、自転車の漕ぎが楽になり、快適に走れるようになるのです。

そこで今回は、サドルの選び方と調整法について、初心者向けに解説していきます。

サドルの選び方

サドルの選び方は、自分の体型や乗り方に合わせて行う必要があります。

サドルには、形状や素材、クッション性や通気性などの特徴があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

以下のポイントを参考にして、自分に合ったサドルを選びましょう。

形状:

サドルの形状は、主に幅と長さによって分類されます。

幅は、自分の座骨の間隔に合わせて選びます。

座骨の間隔は、自転車屋やネットで測定できる場合があります。

一般的には、女性の方が座骨の間隔が広く、男性の方が狭い傾向にあります。

長さは、自分の乗り方に合わせて選びます。

長いサドルは、前後に体重を移動できるので、ヒルクライムやスプリントなどの変化に富んだ走りに向いています。

短いサドルは、体重が安定するので、平地やロングライドなどの安定した走りに向いています。

素材:

サドルの素材は、主に表面のカバーと中身のクッションに分けられます。

カバーの素材は、革や合成皮革、プラスチックなどがあります。

革は、使い込むほどに馴染んで快適になりますが、高価でメンテナンスが必要です。

合成皮革は、革に近い感触で、安価でメンテナンスが少ないですが、摩擦や汗で劣化しやすいです。

プラスチックは、軽量で耐久性が高いですが、硬くて滑りやすいです。

クッションの素材は、スポンジやゲル、空気などがあります。

スポンジは、軽量で反発力が高いですが、圧縮されやすいです。

ゲルは、柔らかくて衝撃吸収力が高いですが、重くて発熱しやすいです。

空気は、軽量で快適ですが、パンクのリスクがあります。

通気性:

サドルの通気性は、カバーの素材やクッションの厚み、サドルの中央にある穴の有無などによって変わります。

通気性が高いサドルは、汗や熱を逃がしてくれるので、快適に乗れますが、冬場は寒く感じるかもしれません。

通気性が低いサドルは、汗や熱がこもってしまうので、不快に感じるかもしれませんが、冬場は暖かく感じるかもしれません。

サドルの中央に穴があるサドルは、股の部分の圧迫感や摩擦を軽減してくれるので、痛みやしびれを防げますが、穴の大きさや位置によっては、逆に不快に感じるかもしれません。

サドルの選び方のおすすめは、以下の商品です。

Brooks B17:

革製のサドルで、幅が広く長さが長い形状です。

使い込むほどに自分のお尻にフィットして快適になります。

ロングライドやツーリングに向いています。

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ISM PN3.0:

合成皮革製のサドルで、幅が狭く長さが短い形状です。

サドルの先端が二股に分かれており、股の部分の圧迫感や摩擦を軽減してくれます。

トライアスロンやタイムトライアルに向いています。

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Fizik Antares R3:

プラスチック製のサドルで、幅が中くらいで長さが中くらいの形状です。

サドルの中央に穴があり、通気性と快適性を高めてくれます。

ロードレースやクリテリウムに向いています。

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サドルの調整法

サドルの調整法は、自分の体型や乗り方に合わせて行う必要があります。

サドルの調整には、主に高さと角度と前後位置の3つの要素があります。

以下のポイントを参考にして、自分に合ったサドルの調整をしましょう。

高さ:

サドルの高さは、ペダルを漕ぐときの膝の角度に影響します。

サドルの高さが適切であれば、ペダルを漕ぐときに膝が軽く曲がる程度になります。

これは、膝に負担をかけずに効率的に力を伝えられる状態です。

サドルの高さを測る方法は、恥骨の高さから10~10.5cmを引いた値を、ボトムブラケットからサドルの上部までの距離として設定する方法があります。

また、試乗して膝の感覚を確かめる方法もあります。

サドルの高さを調整するには、シートポストのクイックレバーやボルトを緩めて、上下に動かして固定することでできます。

角度:

サドルの角度は、お尻や股の部分の圧迫感や摩擦に影響します。

サドルの角度が適切であれば、お尻がサドルにしっかりと乗って、股の部分に過度な力がかからない状態になります。

これは、快適に乗れるだけでなく、痛みやしびれを防げる状態です。

サドルの角度を測る方法は、水平器やスマホのアプリなどを使って、サドルの上部が水平になるように設定する方法があります。

また、試乗してお尻や股の感覚を確かめる方法もあります。

サドルの角度を調整するには、シートポストのクイックレバーやボルトを緩めて、前後に傾けて固定することでできます。

前後位置:

サドルの前後位置は、ペダルを漕ぐときの姿勢や膝の位置に影響します。

サドルの前後位置が適切であれば、ペダルを漕ぐときに背筋がまっすぐで、膝がペダルの軸と垂直になる状態になります。

これは、姿勢が良くなり、効率的に力を伝えられる状態です。

サドルの前後位置を測る方法は、ペダルを3時の位置に回して、膝の先端とペダルの軸が一直線になるように設定する方法があります。

また、試乗して姿勢や膝の感覚を確かめる方法もあります。

サドルの前後位置を調整するには、シートポストのクイックレバーやボルトを緩めて、前後に動かして固定することでできます。

以上が、サドルの選び方と調整法です。

サドルを正しく選んで調整すれば、自転車の漕ぎが楽になり、快適に走れるようになります。

サドルの選び方と調整法をぜひ試してみてください。

自転車でサドルの魔法を体感しましょう!

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