皆さんこんにちは、自転車のキーマートです!
自転車は便利な移動手段ですが、盗難に遭うリスクもあります。
警察庁の統計によると、2021年に発生した自転車盗の認知件数は10万件以上でした。
自転車盗は身近な犯罪であり、誰でも被害に遭う可能性があります。
そこで、この記事では、自転車の盗難を防ぐ方法や、盗難に遭った場合の被害届の出し方や見つける方法を徹底解説します。
自転車の盗難対策を知りたいと思っている人たちに役立つ情報を提供することを目的としています。
この記事が、自転車で安全に快適に移動するきっかけになれば幸いです。
自転車の盗難を防ぐ方法

自転車の盗難を防ぐためには、日頃から以下の3つのポイントに注意しましょう。
- 鍵をかける
- 人目につく場所に駐輪する
- 防犯登録や保険をする
鍵をかける
自転車の鍵は、必ずかけましょう。
シティサイクル(ママチャリ)には、最初からリング錠が付いていることが多いですが、それだけでは不十分です。
リング錠は簡単に壊されたり、自転車ごと持ち去られたりする可能性があります。
そこで、U字ロックやチェーンロックなどの補助錠を使うことをおすすめします。
これらの鍵は、防犯性が高く、破壊されるまでの時間がかかります。
また、鍵をかけるときは、ポールや柵など地面に固定されたものと一緒につなげておくとより安全です。
鍵は、自分の自転車に合ったサイズや種類を選んでください。
サイズや種類が合わない場合は、装着できなかったり、外れたりする可能性があります。
また、鍵は常に持ち歩くようにしましょう。
自宅や職場などに置き忘れると、盗難被害に遭うリスクが高まります。
人目につく場所に駐輪する
自転車を駐輪するときは、人目につく場所を選びましょう。
人通りの多い場所や監視カメラのある場所は、常に人目があるので、盗難が起きにくい場所です。
逆に、人気のない場所や死角になっている場所は、犯行に及びやすい場所です。
また、大きな駐輪場では、出入り口や管理人さんの近くなどに駐輪するとよいでしょう。
奥まった場所や隅っこに駐輪すると、盗難被害に遭いやすくなります。
自転車を駐輪する場所は、盗難リスクの少ない場所を意識して選びましょう。
防犯登録や保険をする
自転車の防犯登録とは、指定の自転車販売店(自転車防犯登録所)で自転車を購入し、防犯登録を行った時に付与される番号です。
防犯登録の際にもらえる「自転車防犯登録カード」で確認できます。
防犯登録をすることで、自転車が盗まれた場合に警察によって特定しやすくなります。
また、盗難自転車が自転車整理により撤去されていた場合、あらかじめ防犯登録をしていれば、撤去保管料の支払いが免除される場合があります。
防犯登録は、一度行えば有効期限がなく、手数料も600円程度です。
お金がかかるからといって、防犯登録をしないと万が一の際に自転車を見つけられなくなります。
まだ自転車の防犯登録をしていない方は、必ず最寄りの自転車販売店(自転車防犯登録所)で手続きをしましょう。
また、盗難保険に加入することもおすすめです。
盗難保険に加入すると自転車が盗まれてしまった場合に被る損害が補償されます。
保険会社によっては、タイヤやサドルなどのパーツまで補償してくれる場合もあります。
盗難保険は、自動車保険や火災保険などに付帯する場合や、専用の自転車保険として加入する場合があります。
自分の自転車に合った保険プランを選んでください。
保険料は年間数千円程度ですが、万が一の際には大きな助けになります。
自転車が盗難に遭った場合の被害届の出し方

もし自転車が盗難被害に遭ったら、そのままにせず最寄りの警察署に相談し、「盗難届(被害届)」を提出しましょう。
盗難届とは、「遺失届」と違い、事件性が疑われる場合に提出する書類です。
盗難届を提出することで、盗難被害に遭ったという事実を証明し、自転車を「盗難自転車」として全国的に手配してもらえます。
盗難届を提出する際は、以下の手順で行いましょう。
- 最寄りの警察署に電話やインターネットで相談する
- 警察署に出向いて盗難届を書く
- 盗難届に必要な情報を記入する
- 盗難届に必要な証明書類を添付する
最寄りの警察署に電話やインターネットで相談する
自転車が盗まれたことに気づいたら、すぐに最寄りの警察署に電話やインターネットで相談しましょう。
電話番号は110番です。
インターネットで相談する場合は、警察庁の「インターネット被害届受付システム」を利用できます。
相談する際は、以下の情報を伝えましょう。
- 自分の氏名や住所などの個人情報
- 自転車の種類や色、メーカー、型式、防犯登録番号などの特徴
- 自転車を駐輪した場所や時間、盗難に気づいた場所や時間などの経緯
警察署に出向いて盗難届を書く
電話やインターネットで相談した後は、警察署に出向いて盗難届を書きましょう。
盗難届は、警察署で用意されている用紙に記入するか、自分で作成することができます。
自分で作成する場合は、「自転車盗難届」というタイトルをつけてください。
盗難届に必要な情報を記入する
- 盗難届には、以下の情報を記入する必要があります。
- 被害者の氏名や住所などの個人情報
- 被害者と自転車との関係(所有者か借り物かなど)
- 自転車の種類や色、メーカー、型式、防犯登録番号などの特徴
- 自転車に付けていた鍵やアクセサリーなどの有無
- 自転車を駐輪した場所や時間、盗難に気づいた場所や時間などの経緯
- 盗難被害額(自転車の購入価格や修理費用など)
- 盗難被害に関する証人や目撃者がいる場合はその氏名や連絡先
- 盗難被害に関するその他の事情(防犯カメラの有無など)
盗難届に必要な証明書類を添付する
盗難届には、以下の証明書類を添付する必要があります。
- 身分証明書(運転免許証や保険証など)
- 自転車防犯登録甲カード(防犯登録番号が記されたカード)
- 自転車の購入証明書(レシートや領収書など)
- 自転車の写真(できれば盗難前と盗難後の両方)
- 盗難保険に加入している場合は保険証書
以上が、盗難届を提出する際に必要な手順と情報です。
盗難届を提出することで、自転車が盗まれたという事実を証明し、自転車を「盗難自転車」として全国的に手配してもらえます。
また、盗難保険に加入している場合は、保険金の支払いを受けることができます。
自転車が盗難に遭った場合の見つける方法

自転車が盗まれた場合は、警察に相談するだけでなく、自分でも見つける方法を試してみましょう。
自分で見つける方法は、以下の通りです。
- 駐輪場や周辺を探す
- インターネットやSNSを活用する
- 盗難自転車検索サイトやアプリを利用する
駐輪場や周辺を探す
自転車が盗まれた駐輪場やその周辺を探してみましょう。
自転車は、盗んだ人が近くに置いていったり、他の駐輪場に移動させたりすることがあります。
また、自転車のパーツだけを外されて残されていることもあります。
駐輪場や周辺を探す際は、以下の点に注意しましょう。
- 自分の自転車の特徴をよく覚えておく
- 自分の自転車以外の自転車に触らない
- 他人の迷惑にならないようにする
- 不審な人物や状況を発見したら警察に通報する
インターネットやSNSを活用する
インターネットやSNSを活用して、自分の自転車がどこかに出品されていないか探してみましょう。
自転車は、盗んだ人がネットオークションやフリマアプリなどで売りに出すことがあります。
また、SNSでは、盗難被害者や目撃者が情報を共有したり、助け合ったりすることがあります。
インターネットやSNSを活用する際は、以下の点に注意しましょう。
- 自分の自転車の特徴や防犯登録番号などを検索キーワードに入れる
- 盗難被害者や目撃者と連絡先や証拠写真などを交換する
- 盗んだ人や売り手と直接接触しない
- 不審な情報や状況を発見したら警察に通報する
盗難自転車検索サイトやアプリを利用する
盗難自転車検索サイトやアプリとは、警察から提供された盗難自転車の情報を検索できるサイトやアプリです。
これらのサイトやアプリを利用することで、自分の自転車が盗難自転車として登録されていないか確認できます。
また、盗難自転車が見つかった場合に通知を受けることもできます。
盗難自転車検索サイトやアプリを利用する際は、以下の点に注意しましょう。
自分の自転車の特徴や防犯登録番号などを入力する
盗難自転車の情報は随時更新されるので定期的にチェックする
盗難自転車が見つかった場合は警察に連絡する
以上が、自転車が盗難に遭った場合の見つける方法です。
これらの方法は、自分の自転車を探すために役立つものです。
しかし、これらの方法は必ずしも成功するとは限りません。
自分の自転車が見つからない場合は、あきらめずに警察と連携してください。
おすすめの盗難対策グッズ
最後に、盗難対策グッズのおすすめ商品をご紹介します。
これらの商品は、自転車の盗難を防ぐために役立つものです。
自転車で走行する際は、ぜひこれらの商品を装備しましょう。
自転車用U字ロック:
自転車用のU字型の鍵です。
金属製で頑丈な作りで、破壊されるまでの時間がかかります。
ポールや柵などと一緒につなげておくとより安全です。
自転車用チェーンロック:
自転車用のチェーン型の鍵です。
金属製で長さがあり、柔軟性があります。
ポールや柵などと一緒につなげておくとより安全です。
自転車用GPSトラッカー:
自転車に取り付けることができるGPS機能付きのデバイスです。
スマートフォンやパソコンなどで自分の自転車の位置を追跡できます。
盗難された場合に見つけやすくなります。
自転車用防犯カメラ:
自転車に取り付けることができる防犯カメラです。
動体検知機能や音声通話機能などがあります。
盗難された場合に証拠映像を残したり、犯人と交渉したりできます。
このブログは、自転車の盗難対策を知りたいと思っている人たちに役立つ情報を提供することを目的としています。
このブログが、自転車で安全に快適に移動するきっかけになれば幸いです。
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