資格試験対策!2段階右折とは?

こんにちは、自転車整備士の椿直之です。

今回は、自転車安全整備士の筆記試験から、実際に出題される問題をご紹介します。

こんな問題が出題されます。

問 自転車は、対面する信号機に従わなければならないが、信号機のある交差点を右折する場合、対面する信号が赤色であっても、右折用の青の矢印が表示されていれば、自動車と同じ方法で右折することができる。

〇か×か。

答えは×です。

自転車は、信号機のある交差点であっても、信号機のない交差点であっても、必ず「2段階右折」をしなければなりません。

2段階右折とは、右折する前に直進していた道路の対面する信号機に従い左端に寄ったまま、右折する予定の道路をまっすぐ横断し、右に方向転換して待機します。

そして曲がる先の道路の信号機に従い、青色になってから左端を走り出す、というものです。

自転車は必ず道路の左端を走らなければならないので、右折のために右車線に移動することのないように、このような方法が採用されています。

自転車だけでなく、50cc以下の原動機付き自転車も、3車線以上ある道路ではこの方式で右折しなければなりません。

これを理解していない、または理解していても守っていない人が多く、とても危険です。

特に目につくのは都会を走るロードレーサーや、メッセンジャーなどのピストバイクです。

2段階右折には時間がかかるのを知っているので、本人たちは時短のために車と同じように右折していきますが、周りからするととても迷惑な行為です。

そもそも車の右折は、対向車との距離、間隔をはかったうえで、危険のないように素早く行うものです。

メッセンジャーたちも自分では速いつもりでも、車ほどのスピードは出ていません。

右折待機中の後続車も、その後に続いて右折しなければなりませんが、メッセンジャーが思ったほどスピードが出ていないと追突してしまいます。

対向車から見ても、車に比べるとかなりサイズ感の小さい自転車は見えづらいうえ、まさか右折してくるとも思っていないので、スピード感が狂ってしまいます。

それで事故が起きてしまえば、交通弱者の自転車側は大怪我か死亡、車側が賠償、ということになりかねません。

いずれにしても誰も得をしない結末しかないので、自転車に乗ることを仕事にしている以上はルールを守り、プロ意識と誇りを持って仕事をしてもらいたいですね。

現在、キーマートではこのような試験対策問題を、過去問をもとにしてしっかりと解説も入れたテキストとして鋭意作成中です。

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椿 直之

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