大人用三輪車の購入に悩むあなたへ、プロが注意点を徹底解説!

こんにちは、自転車整備士の椿直之です。

今回は、お客様からよくご相談される内容を取り上げてみます。

よくお年寄りが乗っているイメージがある大人用三輪車、実はお年寄り用のものではないと知っていましたか?

自転車ではバランスが取りにくくなってきたから三輪車が良いかな・・・。

転んでしまうのが怖いから三輪車を検討している・・・。

というご相談をよくいただくのですが、そういう気持ちで三輪車を購入すると後悔することになります。

自転車は車と同じように、合わないからといって返品できるような簡単な代物ではないので、お金をかけて買ったのに使えない、ということがないようにしてもらいたいですね。

まず、一般的な自転車と比べて転びにくい、というのは間違いで、三輪車でも転びます。

基本的に左右にスイングできる機能がついており、自転車と同じように体重移動で曲がれるようになっています。

なので、三輪車といえど乗っているあいだはバランスをとる必要があります。

一応練習用としてスイング機能を止めることのできる固定器具があるものもあります。

ただ、取り付けることで操作性は悪くなり、曲がる際はじゅうぶんに速度を落とさないと、遠心力で外側に倒れる危険性があります。

また、「曲がる」という動作も、後ろが二輪になっている影響で、内輪差を考えて大きめに曲がる必要があります。

たんにまっすぐ走行する時にも注意が必要です。

車道走行時には並走する車や縁石、歩道走行時には歩行者に気を付けなければなりません。

自転車と同じ感覚で走っていると、後ろの出っ張った二輪が接触して事故になる恐れがあります。

道交法上は自転車であるため、三輪車だからといって何も優遇されません。

車道では車両と同格、歩道では歩行者に道を譲らなければなりません。

さらに、人を避けようと車道から歩道、歩道から車道に移動しようとしても、車輪が小さいのと左右が別々に段差を越えるため、傾いたりハンドルが取られてコントロールを失います。

危険なので、逐一車体から降りて、手押しでよける等の配慮が必要です。

このように、自転車に乗る感覚に比べると、考えることがとても多い乗り物です。

まだ自転車に乗れていて、こぐ力が弱くなった程度であれば、三輪車ではなく電動アシスト自転車がおすすめです。

三輪車は、大きい荷物をゆっくり、安定して積載することのできる乗り物です。

畑をやっていて野菜を運んだり、灯油缶を運ぶのに便利です。

決して年配者が使いこなせるようになっているものではありません。

完全に自転車に乗れない、乗ったことがない人であれば、逆におすすめです。

まずはスイングしないようにして練習することから始めると良いでしょう。

いずれにしても、一般的な自転車と三輪車はまったく別物と考えてください。

購入を検討する人は必ず、販売店で試乗をしてから買うようにしてください。

間違っても試乗なしに、ネット通販で買うようなことはしないようにしてください。

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椿 直之

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